マチンとは、インド原産と言われ、インドやスリランカ、東南アジアやオーストラリア北部などに成育する樹木で、高さは15mから30m以上になります。冬に白い花を付け、直径6〜13cmの橙色の果実を実らせます。果実の中の数個の平らな灰色の種子の主成分が、ストリキニーネ及びブルシンで、種子一個でヒトの致死量に達するといわれています。
ストリキニーネは、主にねずみのような小動物を殺すのに用いられています。名称が似ている、キニーネとは全くの別の物です。ストリキニーネは、単体は無色柱状結晶で、熱湯に溶けやすくアルコール、クロロホルムに若干溶けます。極めて強い苦味を持つため、医学においては苦味健胃薬として用いられてもいます。その苦味は、1ppm程度でも認識できるほどです。
ストリキニーネは、非常に大切な刺激剤、強壮剤として尊重されてきましたが、その毒性を考えるのであれば、常用することは決しておススメできることではないといえます。
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