オスの鹿は生後3年目の春から角を生やし始め、その後、毎年春になると角が生え変わります。袋角(ふくろづの)とはその春先に生え始める頃の角のことで、外見は黒っぽく表面は皮と産毛に覆われていて、袋のように見えることからそう呼ばれています。
鹿茸(ろくじょう)とは、この鹿の袋角から作る生薬のことを指します。袋角は柔らかく、中の成分はほとんどが血液で、骨髄液や神経細胞などが凝縮されています。角の先端部に最も薬効の高い成分があるといわれています。
鹿茸には、コラ−ゲン、たんぱく質、カルシウム、リン、マグネシウムなどを含み、さらには、エストラジオール(女性卵胞ホルモン)、コレステロール、アデノシン三リン酸、コンドロイチン硫酸、レシチンおよび多種のアミノ酸、脂肪酸などを含んでいます。
鹿茸のこれらの成分により、精力増強、更年期障害の克服、ストレス性勃起不全などに対して効果があるとされています。また、一部の植物性生薬と組み合わせることで相乗的な強壮効果が得られるともいわれています。
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