カキには、セックスミネラルといわれる亜鉛が豊富に含まれています。亜鉛は、男性の性機能と大変深い関わりを持っています。亜鉛は、男性の性器や精液中に多く含まれており、欠乏すると、妊娠させる能力のない精子が増えて、不妊症の原因となったり、精力減退やED(勃起障害、インポテンツ)、前立腺肥大などが起こりやすくなります。
カキに含まれる亜鉛の含有量は100 gあたり16.62 mgとされていて、日本人の成人男性における推定平均必要量:8 mg/日、推奨量:9 mg/日、上限量:30 mg/日、と比べればその多さがわかるところです。
さらには、カキに含まれている多糖類のグリコーゲンは、人では肝臓や骨格筋で合成されており、骨格筋で筋収縮のエネルギー源となるほか、肝臓のグリコーゲンは血糖値を一定に保つために使われるなど、様々な役割を担っています。
そのため、カキによって摂取されたグリコーゲンは、エネルギーの代謝を効果的に行う役目をしますので、体内に活力がみなぎり、精力増強効果を期待できるといえます。
カキには、蛋白質・糖質・脂質などの栄養素、旨味のもとになるグルタミン酸やグリシン、アスパラギン酸などを含んでいます。さらに、ビタミンB・D・E・Fを含有。その他、カルシウム、リン、鉄、銅、マンガン、ナトリウムなど含有する栄養素の種類が豊富なのが特徴です。しかも、カキ自身は消化がいいばかりではなく他のものと一緒に食べるとその消化も助ける働きをもつとされています。
カキの貝殻は中国や日本などで古くから漢方において利用され、汗止め効果、鎮静効果、緊張緩和などの作用があるとして、ヒステリー、不眠、寝汗、精神不安定の治療に効果的な漢方薬として用いられています。漢方薬の名前では「牡蠣(ぼれい)」と呼ばれており、漢方薬局などで手に入れることが出来ます。
カキは、タウリンの含有量も多く、100g中1130mgも含んでいます。タウリンは、私達の身体や細胞を正常な状態に戻そうとする作用があります。体内の殺菌・消毒・解毒の作用をする白血球の中に多く存在して、病気や傷、ストレスなどがあると体内のタウリン量が急増して原因の除去に働くことで、体を元気にしてくれます。
糖質は、エネルギーの源です。体内に入るとブドウ糖・果糖・乳糖などに分解されて吸収されていきます。そのブドウ糖が肝臓に入るとグリコーゲンになって蓄えられたり、血液を通して筋肉や臓器に入って利用されることで、体に活力を与えます。
鉄と銅は、鉄欠乏症貧血の予防には効果的なミネラルです。女性の多くは貧血で悩んでいるといいます。その多くが鉄欠乏症貧血です。この貧血は赤血球の数は減っていないのにヘモグロビン量が足りないというものです。そこで必要になるのがまず鉄分と、その鉄を活用してヘモグロビンを合成するための銅です。鉄と銅の両方をもっているカキは、まさに女性のための精力剤といえます。
そのほかにも、アンチエイジングや活力を得るために必要な栄養素を豊富に含んでいるのがカキです。まさに、カキは、おいしい精力増強剤といえます。
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